杉並区初の民間薪能。「アートを媒体として人、まち、自然との共存」をテーマに幻想の一夜を区民に提供し、日本の伝統芸能を伝えます。西荻薪能事前ワークショップの実施、17弦琴の現代曲と能とのコラボレーション。観る能から触る能へ、そして感じる能に・・・。
◆ 西荻薪能2004 ◆
薪の炎、夜風、星空そして大地、本来の能の姿にこだわり、
自然との共存を考えたとき、私たちはこの薪能にたどりつきました、
自然を肌で感じながら、鎮守の杜での幻想の一夜・・・
| 日 時: | 平成16年5月15日 午後7時開演 (午後6時30分開場) |
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| 場 所: | 井草八幡宮・神楽殿 (東京都杉並区) |
| 演 目: | 金春流半能「敦盛」 |
| シ テ: | 辻井八郎(金春流) |
| 賛助金: | 1,500円 (事前振込制) |
| 主 催: | NPO法人西荻まちメディア |
| 共 催: | 金春流 (座・SQUARE) 杉並区文化・交流協会 |
| 後 援: | 杉並区 杉並区教育委員会 |
| 西荻窪商店会連合会 新町商栄会 |
| 協 力: | 井草八幡宮 桃井第四小学校 |
| ユネスコ杉並 東京女子大学 |
〜 西荻薪能番組 〜
| シテ 辻井八郎 | | | | | | |
| 半能 敦盛 | ワキ | 野口能弘 | 大鼓 | 安福光雄 | 笛 | 八反田智子 |
| | | 小鼓 | 鵜澤洋太郎 | | |
| 後見 | 井上貴覚 | 地謡 | 中村昌弘 | 山井綱雄 | |
| | | | 本田布由樹 | 高橋 忍 | |
| | | | 岩田幸雄 | 本田芳樹 | |
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敦盛
摂津の国(現在の兵庫県)一の谷の合戦で平家の公達平敦盛を討った熊谷次朗直実は、若い敦盛に手をかけたことを痛ましく思い、武士を捨て出家し蓮生法師と名乗った。そして、敦盛の菩提を弔うために一の谷に行くと、数人の草刈男と出会う。その中の笛を吹く若者が自分は敦盛の霊であると仄めかして消え失せた。蓮生が終夜読経回向していると、その夜の夢に敦盛の霊が現れ、平家の没落、都落ちの末路を語り、合戦の前夜には今様をうたい、舞い遊んだことを話し、その時を偲ぶように舞を舞う。
合戦で直実に討たれたのは、船に乗り遅れたためと最後の様を後悔し、仇を討とうとするが、「自分を弔ってくれる蓮生はもはや敵ではない」と、共に極楽往生の出来ることを感謝してたち去る。
金春流 座・SQUARE
一九九八年に金春流の若手能楽師四人(高橋忍・辻井八郎・山井綱雄・井上貴覚)が「能」という芸術を新しい時代に伝えてゆくために結成したユニット。SQUAREには「四角」という意味があり、彼らの上る舞台がまさしく三間四方の正方形で、その四角い舞台を土台にして、若手四人が金春流を、さらには「能」を支える四本柱になろうという意味で名付けられた。また、「広場」という意味もあり、いろいろな人が集まり、自由に過ごすことができる心の広場を「能」を通じて作ってゆきたい、より多くの人に「能」を見て欲しい、そして観客とともに自分達もいっしょに成長してゆきたいというコンセプトで活動し現在に至る。
年一回の自主公演の他、能楽講座や様々な形での演能を行う。2002年5月NPO法人西荻まちメディアと共催で杉並区では初めての民間レベルの薪能を実施し各界で話題を集める。
◆ 倭の音(ね) ◆
− 日本文化の古典と近代を観る −
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日 時: | 平成16年5月8日(土) 午後3時開演 (午後2時30分開場) |
| 場 所: | 西荻地域区民センターホール (東京都杉並区) |
| 賛助金: | 1,500円 |
| 主 催: | NPO西荻まちメディア |
| 共 催: | 杉並区文化・交流協会 ユネスコ杉並 金春流 (座・SQUARE) |
| 後 援: | 杉並区 杉並区教育委員会 |
| 協 力: | 西荻地域集会施設運営協議会 |
| 杉並区勤労福祉協会、他 |
辻井八郎 [金春流]
磯貝真紀:愛知県出身。5歳より箏曲を倉内里仁氏に師事。
高崎芸術短期大学専攻科修了後、沢井忠夫・一惠両氏の内弟子となる。
テレビ・ラジオ出演多数。
Kokoo CD「moon」、箏衛門CD「箏衛門」リリース。
(株)ナムコのゲーム「太鼓の達人」レコーディング参加。
野口貴子:東京都出身。6歳より生田流箏曲を学ぶ。
沢井一惠氏に師事。国際芸術連盟第5回JILA音楽コンクール、邦楽部門第2位。
NHK邦楽オーディションにソロ合格。沢井箏曲院教師試験において優秀賞受賞。
NHK邦楽技能者育成会卒業。
沢井箏曲院教師。タカハシミュージックプラザ教師。
みると: オカリナ奏者
13歳よりオカリナを始める。
独学で練習、研究を重ね、オカリナにJAZZ、フュージョン、ボサノバを取り入れつつも、
ジャンルにとらわれない、オリジナルサウンドを確立する。
2004年2月には、ピアニスト兼ギタリストの松井玲央とともに待望の初アルバム
「The Tigrls」をリリース。
司会: すぎもとまさこ(プロ)
プロデュース: 松田充博
<演奏曲>
「イリュージョン」
「みだれ」
「ルパン三世」
「世界に一つだけの花」
◆ 西荻薪能2003 ◆
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日 時: | 平成15年5月25日 午後7時開演 (午後6時30分開場) |
| 場 所: | 井草八幡宮・神楽殿 (東京都杉並区) |
| 演 目: | 薪能「羽衣」 |
| シ テ: | 辻井八郎(金春流) |
| 賛助金: | 1,500円 (事前振込制) |
| 主 催: | NPO西荻まちメディア |
| 共 催: | 金春流 (座・SQUARE) 杉並区文化・交流協会 |
| 後 援: | ユネスコ杉並 杉並区 杉並区教育委員会 |
| 協 力: | 井草八幡宮 東京女子大学 武蔵野美術大学 |
| ※ |
今回、東京女子大学 武蔵野美術大学 ユネスコ杉並 より30名の学生ボランティアが会場設営や自転車整理、誘導等に参加し、
それぞれのパートで大活躍。
伝統文化をただ提供するだけでなく、次の世代を担う若者と一緒に作りながら伝えてゆく喜びを感じることが出来た2003薪能でした。
次回2004も多数のボランティアスタッフの皆さんの参加をお待ちしています。 |
〜 西荻薪能番組 〜
| シテ 辻井八郎 | | | | | | |
| 能 羽衣 | ワキ | 野口能弘 | 大鼓 | 安福光雄 | 大鼓 | 大川典良 |
| | | 小鼓 | 鵜澤洋太郎 | 笛 | 田中義和 |
| 後見 | 井上貴覚 | 地謡 | 高橋 忍 | 山井綱雄 | |
| | | | 金春憲和 | 中村昌弘 | |
| | | | 芝野善次 | 岩田幸雄 | |
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羽衣
駿河の国・三保の松原の漁師・伯龍は、ある雨上がりの日、浜の松の枝に掛けてある美しい羽衣を見つけ取って帰ろうとした。
天女が現れて返して欲しいと哀願するが、伯龍は国の宝にしようと持って逃げる。しかし、天女の嘆きを憐れんだ伯龍は、伝え聞く天人の舞楽を見せてくれる条件で衣を天女に返す。
喜ぶ天女は優雅に舞いつつ昇天してゆく。
◆ 倭の音(ね) ◆
− 日本文化の古典と近代を観る −
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日 時: | 平成15年5月3日(土・祝) 午後4時開演 (午後3時30分開場) |
| 場 所: | 西荻地域区民センターホール (東京都杉並区) |
| 賛助金: | 1,500円 |
| 主 催: | NPO西荻まちメディア |
| 共 催: | 金春流 (座・SQUARE) ユネスコ杉並 杉並区文化・交流協会 |
| 後 援: | 杉並区 杉並区教育委員会 |
| 協 力: | 沢井箏曲院 |
5月25日の西荻薪能、事前ワークショップとして実施
「羽衣」の事前説明、能の所作や謡の発声についてのワークショップを通して、500年もの歴史をもつ「能」と、
大正時代にあらわれた「17弦琴」とのコラボレーションに、日本の古典と近代を観る
辻井八郎 [金春流]
磯貝真紀:愛知県出身。5歳より箏曲を倉内里仁氏に師事。
高崎芸術短期大学専攻科修了後、沢井忠夫・一惠両氏の内弟子となる。
テレビ・ラジオ出演多数。
Kokoo CD「moon」、箏衛門CD「箏衛門」リリース。
大野雅子:杉並区在中。沢井一惠氏に師事。
沢井箏曲院合奏ゼミナール修了。現代邦楽研究所研究科卒。
民音公演、サントリーホール、オーチャード、オペラシティなど出演多数。
現在、海外洋楽メンバーとのセッション、小・中学生との学校コンサートなどを行って
いる。
カーティス・パターソン: 米国シカゴ出身。
コーネル大学在学中に箏に出会い、1986年に来日。沢井忠夫・一惠両氏に師事。
外国人として初めてNHK邦楽技能者育成会を卒業。
箏衛門CD「箏衛門」、2002年にソロアルバム「音の輪」をリリース。
司会: すぎもとまさこ(プロ)
プロデュース: 松田充博
<演奏曲>
「めぐりめぐる」 沢井忠夫
「千鳥の曲」 吉沢検校
「さくらさくら」 編曲 沢井忠夫
「氷華」 沢井比河流
◆ 西荻薪能2002 ◆
日時:平成14年5月18日
午後7時開演(午後6時30分開場)
場所:井草八幡宮・神楽殿(東京都杉並区)
演目:半能「井筒」
シテ:辻井八郎(金春流)
賛助金:1,000円
後援:杉並区 杉並区教育委員会
杉並区文化・交流協会 |
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〜 西荻薪能番組 〜
| シテ 辻井八郎 | | | | | | |
| 半能 井 筒 | ワキ | 舘田善博 | 大鼓 | 柿原光博 | 笛 | 田中義和 |
| | | 小鼓 | 鵜澤洋太郎 | | |
| 後見 | 井上貴覚 | 地謡 | 本田布由樹 | 山井綱雄 | |
| | | | 金春憲和 | 高橋 忍 | |
| | | | 中村昌弘 | 本田芳樹 | |
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井筒
井筒は伊勢物語に題材を得ている。旅僧(ワキ)は、ある秋の夕暮、在原業平の邸跡の在原寺という所へさしかかる。すると、そこへ美しい女(シテ)が現れる。業平の墓に花をたむける、曰くありげな様子を見て、坊さんは不審をおこすが、女は名を秘して語らない。荒れはてた庭の面にたたずみ、昔を懐かしみつつ何かと言葉を交わすうち、女は問わず語りに業平の昔話を、まるで自分のことのように語り始めた。女はその昔「井筒の女」とよばれた業平の恋人で、名のったとたんその姿は、井戸の蔭に吸い込まれるように消え失せた。不思議なこともあるものだと、坊さんは苔の上に衣を敷いて横になったが、夜も深更とおぼしき頃に、さっきの女と覚しきものが、男の姿で現れ、業平の恋を語りつ舞いはじめたが、やがて暁を知らせる鐘とともに、その夢のような姿は、花がくずれるように消え去り、あと
にはただそこはかとない香りが松吹く風にただようのを聞くのみであった。
日本の伝統文化を若い世代に伝え、鎮守の森で本来の能の姿にどこまでもこだわりながら、
自然との共存を考えたとき、私達はこの地で実施する西荻薪能にたどりつきました。

◆ 青少年育成のための能に関する日本伝統文化継承プログラムを検討中。
詳細はホームページでお知らせします。

NPO法人西荻まちメディア・西荻薪能部会では倭の音と西荻薪能の実施日に、たくさんのボランティアスタッフを募集しています。みなさんの力をぜひ貸してください。